国会質問の様子
ストーカー規制法の不断の見直しについて①
(第204回国会衆議院内閣委員会/2021年5月12日)
西村智奈美「今警察庁としてやるべきことは、十分な科学的知見が得られているとは言い難いというレベルでの科学的な、医療学的なアプローチを漫然とやるのではなく、それこそ検討会を設けるなり、厚労省と一緒になって新たなプログラムなりを構築していくとか、そういった行動、動きに着手するべきではないかということなんです。情報収集している段階ではないんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。」
ストーカー規制法の不断の見直しについて②
(第204回国会衆議院内閣委員会/2021年5月12日)
西村智奈美「(中略)やはり男性の被害者が実は警察庁の統計よりももっと多いのではないかということが推測されております。男性被害者やトランスジェンダーの被害者が相談しやすい体制になっているのかどうか、相談しやすい窓口づくり、どういうふうに取り組んでいくのか、お願いいたします。」
ストーカー規制法の不断の見直しについて③
(第204回国会衆議院内閣委員会/2021年5月12日)
阿部知子「余りにも男女比が違い過ぎるんです。男性ばかりなの、相談に行っても、申し訳ありませんが。だから、女性を増やして。おっしゃるように、男性の警察官が大変頼りになるときもあります。同時に、相談しづらいというところもありますから。日本はジェンダーギャップが余りにも大き過ぎるんです。そこをせめて、こうした事案に関わる窓口では意識を持って対応していただければと思います。よろしくお願いします。」
ストーカー規制法の不断の見直しについて④
(第204回国会衆議院内閣委員会/2021年5月12日)
阿部知子「例えば、ストーカーで被害に遭って職場も辞めた、学校に行けない、住居を移る、もうこれは生活再建全体が必要となります。ソーシャルワーク機能も必要となりますし、本当に今そこの見直しの時期で、婦人保護事業と言われてきたものの現代における役割をしっかりと厚生労働省と内閣府、さらには、警察庁とも連携しながら、警察庁が、例えば、今の婦人保護施設に御相談というか回している件数というか、実際に紹介しているのは年に数件、婦人保護施設はあれど使われてはおらないということで、双方に問題があろうかと思いますから、引き続いてお願いをいたします。」