立憲民主党の提案

からだ・多様な性のあり方を支える

不妊治療を総合的に支援

国会質問の様子

不妊治療について

(第204回国会衆議院内閣委員会/2021年4月9日)

山川百合子「子ども・子育て支援法の一部改正のうち、子育て支援に積極的に取り組む事業主に対する助成制度の創設について伺いたい(中略)この助成制度の目的についてです。目的では、子育て支援に積極的に取り組む企業とありますけれども、この子育て支援には、子どもを持つための支援、すなわち不妊治療とかあるいは妊活とか、そういったことも含まれているのかということ、含んでいただきたいということなんですが、その点について伺っていきたい(中略)私も当事者であるので、この問題にすごく熱心に取り組ませていただいているんですが、いかに不妊治療が大変かということと、このことに対する社会のニーズが物すごい高いかということは、菅総理が保険適用を決めていただいたことでどれほど希望が湧いてきているかということを見ていただければ分かると思うんです(中略)ただ、ここで私が申し上げたいのは、子育て支援というふうに大きくくくったときに、そこまでちゃんと入っているのか、子どもを持ちたい人が持てるような社会環境を整備していくということまで入っているという認識が社会全体にまだまだ浸透がされていないんじゃないか(中略)不妊治療という言葉を使うときに、必ずその手前に男女共にという言葉を加えていただきたい(中略)不妊の原因の半分は男性にあると言われて久しいわけなんですが、そのことが日本の社会ではまだまだ浸透していない。そうすると、どうしても妊活とかあるいは妊娠とかいったときに女性のこととして捉えられがちですが、いやいや、不妊治療は、あるいは妊活は男女共の、両方に関わることなんだということを伝えるために、男女共にという言葉を加えていただきたい」